タイトル:岐阜城に名月昇るこの雲間
氏名:岡部 広明
撮影場所:岐阜市則武東
コメント:平野に囲まれている中に山があり、山頂に城がある岐阜市の特徴を活かしており、雲との構成が魅力的です。月に雲がどれくらいかかるかで作品の印象が大きく変わるため、雲がちょうど良い構成になっている瞬間を捉えて撮影されています。
<審査員(写真家 小澤忠恭氏)による総評>
岐阜市の観光フォトコンテストとしては20回目を迎え、昔と比べ、最近ではデジタルカメラ・スマートフォンの登場により、写真の撮影が簡単にできるようになりました。
近年のコンテストの応募作品の特徴としては、「夜」に撮影された写真が多くあり、今年の入賞作品の多くが夕焼けや夜景の写真となりました。
夕焼けや夜景の写真の美しさには、かなり目を引くものがありますが、夜景の美しさがあればよいというものではなく、写真の美しさに加えてそこに一種のストーリー性を感じさせる作品は非常に魅力的に映ります。本年度はそのような作品を中心として、選出させていただきました。
タイトル:岐阜城に名月昇るこの雲間
氏名:岡部 広明
撮影場所:岐阜市則武東
コメント:平野に囲まれている中に山があり、山頂に城がある岐阜市の特徴を活かしており、雲との構成が魅力的です。月に雲がどれくらいかかるかで作品の印象が大きく変わるため、雲がちょうど良い構成になっている瞬間を捉えて撮影されています。
タイトル:帰還
氏名:川出 和秀
撮影場所:長良川左岸
コメント:明かりが強い篝火とのバランス、鵜匠さんの表情、鵜の躍動する瞬間など良い写真を撮るには、様々な条件をクリアして撮影しないといけないため、その中で鵜が生き生きするという瞬間を見事に捉えていると思います。
タイトル:三年振りの宵宮
氏名:伊藤 直美
撮影場所:伊奈波神社
コメント:新型コロナウイルス感染症の影響で、マスクを着用している写真が多くなり、人々の表情や温かみを写真で伝えるのが、難しくなってきています。写真の奥にいる人がまるで手前にいる人の側にいるように見え、賑やかな祭りの様子から人々の温かみが伝わってきます。