
岐阜大仏
天保3年4月(1832年)に、実に38年の歳月を費やして完成しました。
堂の高さ23.6m、仏像は坐像で、高さ13.63m、耳の長さ2.12m、鼻の高さ0.36m。大イチョウを直柱として、骨格は木材で組み外部は良質の竹材と粘土で造られ、その上を一切経で糊張りし漆を塗り金箔を置いたものです。胎内には薬師如来がまつられています。
私たちに微笑みかけられているようなそのやさしい表情と荘厳さ、そして静寂な大仏殿の中はまさに癒しの空間です。
●籠大仏附木造薬師如来坐像・・・岐阜県指定重要文化財
●木造阿弥陀如来坐像・・・岐阜県指定重要文化財